2005年 01月 08日
夢工房・ハーブ図鑑 |
ハーブの香りに包まれた暮らしは、生活に潤いをもたらしてくれます。
私の庭・夢工房で育てているハーブを、図鑑風に纏めてみました、、、!<(_ _*)>
(2003.09.01)
日本園芸協会資料参考
※9/20 30種追加
№1 アーティチョーク
和名:チョウセンアザミ
別名:グローブ・アーティチョーク
キク科チョウセンアザミ属: 多年草
タネまき適期: 3~4月、9~10月
株分け適期: 9月
開花期: 6~9月
利用法/食用、薬用、ドライフラワー
蕾が大きくなって開花する前に摘み取り、花を包むガクや花の付け根の膨らんだ花托をゆでて、肉厚部分を食べます。
葉は煎じて強壮、便秘薬にされたり、食物の消化を助けるようです。
№2 アンチューサ(アルカネット)
別名:ビューグロス、ダイヤーズ・ビューグロス
ムラサキ科ウシノシタグサ属: 多年草または二年草
タネまき適期: 3~4月、9~10月
株分け適期: 3~4月(10~11月)
開花期: 6~10月
利用法/食用、薬用、染料、ポプリ、クラフト
根を煎じて痰とりや血液の浄化に使われます。
花や若葉は生食や砂糖漬けにしたり、太い根は桃褐色や赤色の染料に使われます。
乾燥葉にはややムスク香があるので、サシェなどに向いています。
№3 オレガノ
和名:ハナハッカ
別名:ワイルド・マジヨラム
シソ科ハナハッカ属: 多年草
タネまき適期: 4~5月
株分け適期: 4~5月
挿し木適期:6~7月
開花期: 6~9月
利用法/飲食、ポプリ、ドライフラワー、花壇材料
茎葉にはミントに似たさわやかな香りがあります。肉料理、トマト料理などの風味づけに使われます。
生葉より乾燥葉のほうが青臭さがありません。
№4 クチナシ
別名:ガーデニア
アカネ科クチナシ属: 常緑低木
タネまき適期: 3~4月、10月
挿し木適期:6月下旬~7月
開花期: 6~7月
利用法/薬用、食用、染料
果実を乾燥させて、食品用の黄色の着色料に利用したり、止血、鎮静、炎症をやわらげるなどの作用があるため、薬用にもされています。わずかな甘味のある花弁は、サラダや煮物でも食べられます。
№5 コモン・セージ
和名:ヤクヨウサルビア
別名:ガーデン・セージ
シソ科サルビア属: 常緑低木
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期: 5~6月、9月
開花期: 5~7月
利用法/飲食、薬用、香料、ポプリ、クラフト
葉に芳香のあるいくつかの精油成分を含み、乾燥させたものをサルビア葉と呼び、喉の炎症や胃腸炎の薬用にされます。
香辛料として利用することが多く、強い芳香とともに苦味や渋みがあり、魚や鶏、豚肉料理によく合います。腸詰めなどの加工食品に特によく使われます。
葉の収穫は開花が始まる時期で、午前中に茎の上部を刈り取るか、葉だけを摘み取って使います。
また乾燥させたものを密封して保存したり、ワインなどにつけてもいいです。
№6 サワラワー
和名:ベニバナ
別名:コウカ(紅花)、スエツムハナ
キク科カルタムス属: 一年草
タネまき適期: 3~4月、9~10月
開花期: 7月
利用法/薬用、染料、食用油
早朝に摘み取り、陰干しをしたものが婦人病や腹痛などの薬用とされます。
花からは赤色の染料が作られ、タネからリノール酸を含むベニバナ油が採れ、良質の食用油となります。
№7 サントリナ
和名:ワタスギギク
別名:サントリナ・グリーン、コットン・ラベンダー
キク科サントリナ属: 常緑小低木
挿し木適期: 4~6月
開花期: 5~7月
利用法/ポプリ、クラフト、香料、鉢植え
葉色と刈り込みに耐える点から、庭や花壇の材料に向いています。
№8 ストエカス・ラベンダー
別名:フレンチ・ラベンダー、スパニッシュ・ラベンダー
高さ30~90cm、早咲きで花期が長いです。
№9 タイム
和名:タチジャコウソウ
別名:コモン・タイム、ガーデン・タイム、
シソ科イブキジャコウソウ属: 常緑小低木
タネまき・挿し木・株分け適期: 4~6月、9~10月
開花期: 5~7月
利用法/食用、香料、ポプリ、クラフト
全草にチモールなどを含み、葉には強い芳香があり、消炎、殺菌などの作用もあります。
№10 チェリー・セージ
和名:ヤクヨウサルビア
別名:ガーデン・セージ
シソ科サルビア属: 常緑低木
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期: 5~6月、9月
開花期: 5~7月
利用法/飲食、薬用、香料、ポプリ、クラフト
メキシコ原産のサ・ミクロフィラ、あるいは、類似のチェリーレッド色の花を咲かせる種をチェリー・セージと呼んでいるようです。
№11 チャイブ
和名:エゾネギ
別名:シブレット、チャイブス
ユリ科ネギ属 多年草
タネまき適期 3~4月、9~10月
株分け適期 3~4月、9月
開花期 6~7月
利用法/食用
アサツキに似たネギの仲間で、球茎の分割によってふえます。香りが繊細で刺激性のあるネギ臭が少ないです。
ヨーロッパでは、“チャイブなしのポテトサラダには魂がない”といわれるほど、古くから家庭で栽培されてきたハーブのひとつです。
№12 ナスタチウム
和名:キンレンカ
別名:インディアン・クレス、ノウゼンハレン
ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属: 一年草
タネまき適期: 4~5月
開花期: 6~10月
利用法/飲用、花壇材料
全草にピリッとした辛味成分があり、ビタミンC、鉄分を含みサラダやサンドイッチに加えると美味しいです。
№13 ニゲラ
和名:クロタネソウ
別名:ラブ・インナ・ミスト、フェンネルフラワー
キンポウゲ科クロタネソウ属: 一年草
タネまき適期: 9~10月下旬
開花期: 5~7月
利用法/薬用、ドライフラワー、ポプリ、切花、クラフト
名前のニゲラは、ラテン語の「黒」に由来するようです。
花色は青のほか、白、ピンクなどもあります。
果実は長さ約2cmの球状で膨張し、先端で割れて黒色のタネをつけます。
№14 パイン・ゼラニウム
フウロソウ科ペラルゴニウム属: 半低木
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期: 5~6月、9~10月
開花期: 5~9月
利用法/香料、ポプリ、クラフト、食用
刺激臭のある羽状葉を持っており、ミントの香りを持つ品種の交配親としても重要だそうです。
№15 バジル
和名:メボウキ
別名:スイート・バジル、バジリコ
シソ科メボウキ属: 一年草
タネまき適期: 5~7月
開花期: 7~10月
利用法/飲食
イタリアではバジリコと呼ばれ、トマト料理と相性がよいです。クローブ(チョウジ)に似た強い香りは食欲促進に役立ち、ビネガーやオイル、リキュールの風味づけなどに使います。
生育期には生葉を摘み取り、花が咲き始めたら茎ごと刈り取って乾燥保存して使います。
№16 フェンネル
和名:ウイキョウ
別名:スイート・フェンネル
セリ科ウイキョウ属: 多年草
タネまき適期: 4~5月
株分け適期: 3~4月
開花期: 6~8月
利用法/飲食、薬用
茎葉やタネには独特の方向とかすかな甘味があります。茎や葉は生育期に随時収穫して魚料理などに、タネは乾燥させて料理や薬用に使います。
№17 ブラックベリー
フルーツハーブ
№18 ブルー・キャットニップ(キャットミント)
和名:イヌハッカ
別名:キャットネップ、チクマハッカ
シソ科ネベタ属: 多年草
タネまき適期: 4~5月
挿し木適期: 6~7月
株分け適期: 3~4月
開花期: 6~8月
利用法/飲食、ポプリ、クラフト、入浴剤
茎葉にはネコの好む芳香があるので食べられることもあります。
№19 ベイ
和名:ゲッケイジュ
別名:ローレル、スイート・ベイ
クスノキ科ゲッケイジュ属: 常緑高木
挿し木適期: 4~6月、9月
苗の植付け適期: 4~5月、9月
開花期: 4~5月
利用法/飲食、入浴剤、鉢植え
葉を煮込み料理やピクルスなどに使います。生葉を随時摘み取るか、乾燥して利用します。
№20 ペインテッド・セージ
シソ科サルビア属 一年草
タネまき適期 4~5月、9~10月
挿し木適期 5~6月、9月
開花期 5~7月
利用法/食飲、薬用、香料、ポプリ、クラフト
№21 ペニーロイヤル
和名:メグサハッカ
シソ科ハッカ属: 多年草
タネまき・挿し木適期: 4~10月
株分け適期: 3~4月、9~11月
開花期: 7~9月
利用法/飲食、薬用、ポプリ、クラフト、入浴剤
葉には毛があり強いハッカの香りがします。茎は匍匐し高さ10~40cmになります。
№22 ヘリオトロープ
和名:キダチルリソウ
ムラサキ科キダチルリソウ属: 常緑低木
タネまき適期: 5月
挿し木適期: 5月、10月
苗の植えつけ適期: 5~7月
開花期: 4~9月
利用法/香料、ポプリ
気温17~18度で、湿気のある日に甘いバニラのような芳香が強くなり、花から採取した香油成分を香水の原料となります。
№23 ペレニアル・フラックス
和名:アマ
別名:リン・シード、リナム
アマ科アマ属: 多年草
タネまき適期: 3~4月
開花期: 6~7月
利用法/薬用、ポプリ、クラフト
タネは緩下薬にされたり、亜麻仁油(あまにゆ)をとってペンキなどの原料にされます。
茎はリネン(亜麻糸)に利用されます。
№24 ボリジ
和名:ルリチシャ
別名:スター・フラワー
ムラサキ科ボラゴ属: 一年草
タネまき適期: 4~5月、9月
開花期: 5~9月
利用法/薬用、食用、花壇材料
キュウリに似た風味があるので、若葉をサラダに使用します。
鎮痛、解熱の薬用にもされ、エディブル・フラワーとしても昔から利用されています。
№25 マジョルカ・ピンク
ローズマリーの仲間
シソ科マンネンロウ属: 常緑低木
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期: 5~7月、9月
開花期: 11~3月、5月
利用法/飲食、入浴剤、ポプリ、クラフト、鉢植え
直立性タイプでもやや枝が乱れやすく、半耐寒性です。
№26 マロウ
和名:ウスベニアオイ
別名:ハイ・マロウ、チージーズ
アオイ科ゼニアオイ属 二年草または多年草
タネまき適期 4~5月、9~10月
株分け適期 3月、
開花期 5~8月
利用法/食用、薬用、花壇材料
若い葉はゆがいて食べる。花、葉、根の煎液はうがい薬、咳止めなど身近な民間薬として利用されて来ました。
№27 ムスク・マロウ
別名:ジャコウアオイ
アオイ科ゼニアオイ属 二年草または多年草
タネまき適期 4~5月、9~10月
株分け適期 3月、
開花期 5~8月
利用法/食用、薬用、花壇材料
葉が微かにジャコウの香りがします。
№28 メキシカン・ブッシュ・セージ
別名:アメジスト・セージ、メキシカン・セージ
シソ科サルビア属: 多年草
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期:5~6月、9月
開花期: 5~7月
利用法/ドライフラワー
メキシコ原産、生育旺盛で大株になり、秋に長い花穂を伸ばして赤紫色のビロードのような光沢のある花を咲かせます。
№29 モナルダ
和名:タイマツバナ
別名:ベルガモット、ビー・バーム
シソ科ヤグルマハッカ属 多年草
タネまき適期 3~4月、9~10月
株分け適期 3~4月、9~10月
挿し木適期 5~6月、9~10月
開花期 7~9月
利用法/食用、ポプリ、ドライフラワー、花壇材料
花や若葉にはピリッとした辛味と香りがあるので、サラダ、詰め物料理などの風味付けに使われます。
№30 ラズベリー
フルーツハーブ
№31 ラベンダー
和名:真正ラベンダー
別名:ハイイングリッシュラベンダー
シソ科ラバンデュラ属 常緑小低木
挿し木適期 6~7月
開花期 5~9月
利用法/香料、入浴剤、ポプリ、ドライフラワー
初夏に咲く早咲き種、盛夏~初秋に咲く遅咲き種、冬に咲くデンタータ種もあり、一年中花壇を香りで楽しませてくれます。
№32 レモングラス
和名:レモンガヤ
別名:メリッサ・グラス、コウスイガヤ
イネ科オガルカヤ属: 多年草
株分け適期: 5~9月
利用法/飲食、香料、クラフト
茎葉から採れる香油にはレモンと同じシトラールが多く含まれ、香味料などにしたり、薬用として脳血栓などの予防にお茶がわりに飲まれているようです。
寒地では秋に鉢上げして屋内の明るい場所におきます。
№33 レモン・バーベナ
和名:コウスイボク
別名:ボウシュウボク
クマツヅラ科アロイシア属: 低木
挿し木適期: 5~7月
苗の植付け適期: 4~5月
開花期: 7~9月
利用法/飲食、ポプリ、入浴剤、クラフト
葉は料理の香り付け、鎮静作用のあるお茶などに使われます。
化粧水の香料や着色料なども採取されます。
№34 ローズマリー
和名:マンネンロウ
別名:マンルソウ、迷迭香(メイテツコウ)
シソ科マンネンロウ属: 常緑低木
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期: 5~7月、9月
開花期: 11~3月、5月
利用法/飲食、入浴剤、ポプリ、クラフト、鉢植え
葉は魚介や肉料理の風味付けに使い、殺菌、酸化防止、脂肪の消化促進などの作用もあります。
№35 ワイルド・タイム
別名:クリーピング・タイム、ヨウシュイブキジャコウソウ
シソ科イブキジャコウソウ属: 常緑小低木
タネまき・挿し木・株分け適期: 4~6月、9~10月
開花期: 5~7月
利用法/食用、香料、ポプリ、クラフト
高さ約10cmで横へ広がり地面を覆います。葉の香りはやや弱いですが育てやすく、グラウンドカバー向きです。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
私の庭・夢工房で育てているハーブを、図鑑風に纏めてみました、、、!<(_ _*)>
(2003.09.01)
日本園芸協会資料参考
※9/20 30種追加
№1 アーティチョーク
和名:チョウセンアザミ
別名:グローブ・アーティチョーク
キク科チョウセンアザミ属: 多年草
タネまき適期: 3~4月、9~10月
株分け適期: 9月
開花期: 6~9月
利用法/食用、薬用、ドライフラワー
蕾が大きくなって開花する前に摘み取り、花を包むガクや花の付け根の膨らんだ花托をゆでて、肉厚部分を食べます。
葉は煎じて強壮、便秘薬にされたり、食物の消化を助けるようです。
№2 アンチューサ(アルカネット)
別名:ビューグロス、ダイヤーズ・ビューグロス
ムラサキ科ウシノシタグサ属: 多年草または二年草
タネまき適期: 3~4月、9~10月
株分け適期: 3~4月(10~11月)
開花期: 6~10月
利用法/食用、薬用、染料、ポプリ、クラフト
根を煎じて痰とりや血液の浄化に使われます。
花や若葉は生食や砂糖漬けにしたり、太い根は桃褐色や赤色の染料に使われます。
乾燥葉にはややムスク香があるので、サシェなどに向いています。
№3 オレガノ
和名:ハナハッカ
別名:ワイルド・マジヨラム
シソ科ハナハッカ属: 多年草
タネまき適期: 4~5月
株分け適期: 4~5月
挿し木適期:6~7月
開花期: 6~9月
利用法/飲食、ポプリ、ドライフラワー、花壇材料
茎葉にはミントに似たさわやかな香りがあります。肉料理、トマト料理などの風味づけに使われます。
生葉より乾燥葉のほうが青臭さがありません。
№4 クチナシ
別名:ガーデニア
アカネ科クチナシ属: 常緑低木
タネまき適期: 3~4月、10月
挿し木適期:6月下旬~7月
開花期: 6~7月
利用法/薬用、食用、染料
果実を乾燥させて、食品用の黄色の着色料に利用したり、止血、鎮静、炎症をやわらげるなどの作用があるため、薬用にもされています。わずかな甘味のある花弁は、サラダや煮物でも食べられます。
№5 コモン・セージ
和名:ヤクヨウサルビア
別名:ガーデン・セージ
シソ科サルビア属: 常緑低木
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期: 5~6月、9月
開花期: 5~7月
利用法/飲食、薬用、香料、ポプリ、クラフト
葉に芳香のあるいくつかの精油成分を含み、乾燥させたものをサルビア葉と呼び、喉の炎症や胃腸炎の薬用にされます。
香辛料として利用することが多く、強い芳香とともに苦味や渋みがあり、魚や鶏、豚肉料理によく合います。腸詰めなどの加工食品に特によく使われます。
葉の収穫は開花が始まる時期で、午前中に茎の上部を刈り取るか、葉だけを摘み取って使います。
また乾燥させたものを密封して保存したり、ワインなどにつけてもいいです。
№6 サワラワー
和名:ベニバナ
別名:コウカ(紅花)、スエツムハナ
キク科カルタムス属: 一年草
タネまき適期: 3~4月、9~10月
開花期: 7月
利用法/薬用、染料、食用油
早朝に摘み取り、陰干しをしたものが婦人病や腹痛などの薬用とされます。
花からは赤色の染料が作られ、タネからリノール酸を含むベニバナ油が採れ、良質の食用油となります。
№7 サントリナ
和名:ワタスギギク
別名:サントリナ・グリーン、コットン・ラベンダー
キク科サントリナ属: 常緑小低木
挿し木適期: 4~6月
開花期: 5~7月
利用法/ポプリ、クラフト、香料、鉢植え
葉色と刈り込みに耐える点から、庭や花壇の材料に向いています。
№8 ストエカス・ラベンダー
別名:フレンチ・ラベンダー、スパニッシュ・ラベンダー
高さ30~90cm、早咲きで花期が長いです。
№9 タイム
和名:タチジャコウソウ
別名:コモン・タイム、ガーデン・タイム、
シソ科イブキジャコウソウ属: 常緑小低木
タネまき・挿し木・株分け適期: 4~6月、9~10月
開花期: 5~7月
利用法/食用、香料、ポプリ、クラフト
全草にチモールなどを含み、葉には強い芳香があり、消炎、殺菌などの作用もあります。
№10 チェリー・セージ
和名:ヤクヨウサルビア
別名:ガーデン・セージ
シソ科サルビア属: 常緑低木
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期: 5~6月、9月
開花期: 5~7月
利用法/飲食、薬用、香料、ポプリ、クラフト
メキシコ原産のサ・ミクロフィラ、あるいは、類似のチェリーレッド色の花を咲かせる種をチェリー・セージと呼んでいるようです。
№11 チャイブ
和名:エゾネギ
別名:シブレット、チャイブス
ユリ科ネギ属 多年草
タネまき適期 3~4月、9~10月
株分け適期 3~4月、9月
開花期 6~7月
利用法/食用
アサツキに似たネギの仲間で、球茎の分割によってふえます。香りが繊細で刺激性のあるネギ臭が少ないです。
ヨーロッパでは、“チャイブなしのポテトサラダには魂がない”といわれるほど、古くから家庭で栽培されてきたハーブのひとつです。
№12 ナスタチウム
和名:キンレンカ
別名:インディアン・クレス、ノウゼンハレン
ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属: 一年草
タネまき適期: 4~5月
開花期: 6~10月
利用法/飲用、花壇材料
全草にピリッとした辛味成分があり、ビタミンC、鉄分を含みサラダやサンドイッチに加えると美味しいです。
№13 ニゲラ
和名:クロタネソウ
別名:ラブ・インナ・ミスト、フェンネルフラワー
キンポウゲ科クロタネソウ属: 一年草
タネまき適期: 9~10月下旬
開花期: 5~7月
利用法/薬用、ドライフラワー、ポプリ、切花、クラフト
名前のニゲラは、ラテン語の「黒」に由来するようです。
花色は青のほか、白、ピンクなどもあります。
果実は長さ約2cmの球状で膨張し、先端で割れて黒色のタネをつけます。
№14 パイン・ゼラニウム
フウロソウ科ペラルゴニウム属: 半低木
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期: 5~6月、9~10月
開花期: 5~9月
利用法/香料、ポプリ、クラフト、食用
刺激臭のある羽状葉を持っており、ミントの香りを持つ品種の交配親としても重要だそうです。
№15 バジル
和名:メボウキ
別名:スイート・バジル、バジリコ
シソ科メボウキ属: 一年草
タネまき適期: 5~7月
開花期: 7~10月
利用法/飲食
イタリアではバジリコと呼ばれ、トマト料理と相性がよいです。クローブ(チョウジ)に似た強い香りは食欲促進に役立ち、ビネガーやオイル、リキュールの風味づけなどに使います。
生育期には生葉を摘み取り、花が咲き始めたら茎ごと刈り取って乾燥保存して使います。
№16 フェンネル
和名:ウイキョウ
別名:スイート・フェンネル
セリ科ウイキョウ属: 多年草
タネまき適期: 4~5月
株分け適期: 3~4月
開花期: 6~8月
利用法/飲食、薬用
茎葉やタネには独特の方向とかすかな甘味があります。茎や葉は生育期に随時収穫して魚料理などに、タネは乾燥させて料理や薬用に使います。
№17 ブラックベリー
フルーツハーブ
№18 ブルー・キャットニップ(キャットミント)
和名:イヌハッカ
別名:キャットネップ、チクマハッカ
シソ科ネベタ属: 多年草
タネまき適期: 4~5月
挿し木適期: 6~7月
株分け適期: 3~4月
開花期: 6~8月
利用法/飲食、ポプリ、クラフト、入浴剤
茎葉にはネコの好む芳香があるので食べられることもあります。
№19 ベイ
和名:ゲッケイジュ
別名:ローレル、スイート・ベイ
クスノキ科ゲッケイジュ属: 常緑高木
挿し木適期: 4~6月、9月
苗の植付け適期: 4~5月、9月
開花期: 4~5月
利用法/飲食、入浴剤、鉢植え
葉を煮込み料理やピクルスなどに使います。生葉を随時摘み取るか、乾燥して利用します。
№20 ペインテッド・セージ
シソ科サルビア属 一年草
タネまき適期 4~5月、9~10月
挿し木適期 5~6月、9月
開花期 5~7月
利用法/食飲、薬用、香料、ポプリ、クラフト
№21 ペニーロイヤル
和名:メグサハッカ
シソ科ハッカ属: 多年草
タネまき・挿し木適期: 4~10月
株分け適期: 3~4月、9~11月
開花期: 7~9月
利用法/飲食、薬用、ポプリ、クラフト、入浴剤
葉には毛があり強いハッカの香りがします。茎は匍匐し高さ10~40cmになります。
№22 ヘリオトロープ
和名:キダチルリソウ
ムラサキ科キダチルリソウ属: 常緑低木
タネまき適期: 5月
挿し木適期: 5月、10月
苗の植えつけ適期: 5~7月
開花期: 4~9月
利用法/香料、ポプリ
気温17~18度で、湿気のある日に甘いバニラのような芳香が強くなり、花から採取した香油成分を香水の原料となります。
№23 ペレニアル・フラックス
和名:アマ
別名:リン・シード、リナム
アマ科アマ属: 多年草
タネまき適期: 3~4月
開花期: 6~7月
利用法/薬用、ポプリ、クラフト
タネは緩下薬にされたり、亜麻仁油(あまにゆ)をとってペンキなどの原料にされます。
茎はリネン(亜麻糸)に利用されます。
№24 ボリジ
和名:ルリチシャ
別名:スター・フラワー
ムラサキ科ボラゴ属: 一年草
タネまき適期: 4~5月、9月
開花期: 5~9月
利用法/薬用、食用、花壇材料
キュウリに似た風味があるので、若葉をサラダに使用します。
鎮痛、解熱の薬用にもされ、エディブル・フラワーとしても昔から利用されています。
№25 マジョルカ・ピンク
ローズマリーの仲間
シソ科マンネンロウ属: 常緑低木
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期: 5~7月、9月
開花期: 11~3月、5月
利用法/飲食、入浴剤、ポプリ、クラフト、鉢植え
直立性タイプでもやや枝が乱れやすく、半耐寒性です。
№26 マロウ
和名:ウスベニアオイ
別名:ハイ・マロウ、チージーズ
アオイ科ゼニアオイ属 二年草または多年草
タネまき適期 4~5月、9~10月
株分け適期 3月、
開花期 5~8月
利用法/食用、薬用、花壇材料
若い葉はゆがいて食べる。花、葉、根の煎液はうがい薬、咳止めなど身近な民間薬として利用されて来ました。
№27 ムスク・マロウ
別名:ジャコウアオイ
アオイ科ゼニアオイ属 二年草または多年草
タネまき適期 4~5月、9~10月
株分け適期 3月、
開花期 5~8月
利用法/食用、薬用、花壇材料
葉が微かにジャコウの香りがします。
№28 メキシカン・ブッシュ・セージ
別名:アメジスト・セージ、メキシカン・セージ
シソ科サルビア属: 多年草
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期:5~6月、9月
開花期: 5~7月
利用法/ドライフラワー
メキシコ原産、生育旺盛で大株になり、秋に長い花穂を伸ばして赤紫色のビロードのような光沢のある花を咲かせます。
№29 モナルダ
和名:タイマツバナ
別名:ベルガモット、ビー・バーム
シソ科ヤグルマハッカ属 多年草
タネまき適期 3~4月、9~10月
株分け適期 3~4月、9~10月
挿し木適期 5~6月、9~10月
開花期 7~9月
利用法/食用、ポプリ、ドライフラワー、花壇材料
花や若葉にはピリッとした辛味と香りがあるので、サラダ、詰め物料理などの風味付けに使われます。
№30 ラズベリー
フルーツハーブ
№31 ラベンダー
和名:真正ラベンダー
別名:ハイイングリッシュラベンダー
シソ科ラバンデュラ属 常緑小低木
挿し木適期 6~7月
開花期 5~9月
利用法/香料、入浴剤、ポプリ、ドライフラワー
初夏に咲く早咲き種、盛夏~初秋に咲く遅咲き種、冬に咲くデンタータ種もあり、一年中花壇を香りで楽しませてくれます。
№32 レモングラス
和名:レモンガヤ
別名:メリッサ・グラス、コウスイガヤ
イネ科オガルカヤ属: 多年草
株分け適期: 5~9月
利用法/飲食、香料、クラフト
茎葉から採れる香油にはレモンと同じシトラールが多く含まれ、香味料などにしたり、薬用として脳血栓などの予防にお茶がわりに飲まれているようです。
寒地では秋に鉢上げして屋内の明るい場所におきます。
№33 レモン・バーベナ
和名:コウスイボク
別名:ボウシュウボク
クマツヅラ科アロイシア属: 低木
挿し木適期: 5~7月
苗の植付け適期: 4~5月
開花期: 7~9月
利用法/飲食、ポプリ、入浴剤、クラフト
葉は料理の香り付け、鎮静作用のあるお茶などに使われます。
化粧水の香料や着色料なども採取されます。
№34 ローズマリー
和名:マンネンロウ
別名:マンルソウ、迷迭香(メイテツコウ)
シソ科マンネンロウ属: 常緑低木
タネまき適期: 4~5月、9~10月
挿し木適期: 5~7月、9月
開花期: 11~3月、5月
利用法/飲食、入浴剤、ポプリ、クラフト、鉢植え
葉は魚介や肉料理の風味付けに使い、殺菌、酸化防止、脂肪の消化促進などの作用もあります。
№35 ワイルド・タイム
別名:クリーピング・タイム、ヨウシュイブキジャコウソウ
シソ科イブキジャコウソウ属: 常緑小低木
タネまき・挿し木・株分け適期: 4~6月、9~10月
開花期: 5~7月
利用法/食用、香料、ポプリ、クラフト
高さ約10cmで横へ広がり地面を覆います。葉の香りはやや弱いですが育てやすく、グラウンドカバー向きです。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
by sumiko34
| 2005-01-08 20:00
| 夢工房・ハーブ図鑑
|
Trackback
|
Comments(0)